声優さんの写真集お渡し会に参加した話

私は今大阪心斎橋のOPA内にあるカフェでこれを打っている。内容はタイトルの通り、声優の伊東健人さんと駒田航さんの写真集のお渡し会に参加してきたことについてだ。

伊東健人さんを好きになったことについては昨年末にブログに書いたが、それから約2ヶ月と少ししか経っていないのに私は伊東さんに会うため今日大阪まで来てしまった。彼が出演するイベントに参加するのは初めてなのに、その初めてがライブや朗読会などではなくお渡し会だ。初めて彼を生で見るのに、いきなり物理的距離が1メートル未満だ。本当にどうしようかと思った。最近生きるのに必要な要素として「勢い」以外のものを捨てがちという自覚はあったが、流石に今回の件で改めようと思った。改めるとは言っていない。

この調子で書き進めていくと本当に支離滅裂な文章の羅列にしかならないので、私の今日1日を朝から順に説明していこうと思う。

 

5:00 起床

久々にこんな早起きした。起きて早々胃が痛い。緊張なのか2日前に食べた馬鹿辛いカップ麺のせいなのかわからない。

5:50 出発

胃が痛いまま家を出る。寒い。

7:00 新幹線に乗る

胃が痛いのに焼売炒飯の駅弁を食べた。で思ったけど駅弁ってめっちゃ匂うよね?こいつらは長距離電車で食べるものとして本当に正しいのか?

10:00 新大阪到着

当然のようにノーメイクだし身体は寝汗で汚れまくっているので近くのスーパー銭湯に行って身を清めた。炭酸風呂に使ったので肌がつるつるになった気がする、多分。綺麗に眉毛とまつげを生やせたが胃はまだ痛い。

12:00 なんば駅近くで昼食

とりま道頓堀とか行っておけば何かしら口に入れられるだろ!と思ってなんば駅に降り立ったが結局食べたのは定食だった。因みに美味しすぎて胃の痛みが若干和らいだ。店名は大黒。

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店構えが見るからに老舗!!!という感じで唾を飲んだが入ってみるとアットホーム(物理)という感じで良かった。ぶりの照り焼きが最高の味だった。かす汁も美味しかった。茄子も美味しかった。もう全部美味しかった。でもトイレは和式だった。

13:00 HMV&BOOKS心斎橋店に行く

開場は14:40なので余裕もいいところだったが、遅すぎる下見のつもりで覗いてみた。結論から言うとここまで早く来て正解だった。今日は8Fで小林亮太さんのイベントもやるのとレジでグッズを販売しているのとでどの列がどれなのかわけがわからないことになっていた。訊くと伊東さん駒田さんのイベントはもう一つ上の階だというので階段で上がってみるとまあ列が長いんだわ。私より一つ前の回の人たちの列だったのだが、これは確実に開場の30分前くらいに来るのが正解だと悟った。その時点で時間は13:40。これから生で彼らに会ってしまうという実感が湧き出したおかげで胃の痛みがピークを迎えたのでトイレに行った。20分閉じこもった。

14:15 列に並ぶ

開場まで時間があったので、列はまだ短かった。客層は9割9分女性で、年齢層は20〜30代といったところ。ちゃんとマスクをして服も可愛いくてメイクもちゃんとしていて落ち着いた感じの人が多い印象だった。当たり前と言えば当たり前だが、ジャニーズと雰囲気が全く違っていて新鮮だった。リズリサがいないし厚底もいない。すごい平和(ちなみにリズリサと厚底をディスっているわけではない)。友達と来ている人もいれば私のように1人のひともいた。大体半々くらい?

フロアの真ん中に毎回イベントが行われているのであろうと察しがつく薄い壁に簡易的に囲われたスペースがあり、お渡し会はその中で行われていたのだが、私はこのとき伊東さんと駒田さんがお渡し会をしているスペースの真隣に並んでいたので、薄い壁越しに彼らとファンとの会話がきこえて心拍数がえらいことになっていた。駒田さん声がマジでデカい。最初のこんにちはー!!!とお客さん見送る時のありがとうございますー!!!!が毎回一番大きく聞こえてきたが、その他の受け答えも全部普通に聞こえるレベルの声量で並んでいる人間みんな「ンフ…笑」となっていた。伊東さんも時々声がきこえたが、彼の場合声量というよりなんていうか低音が空気を振動させている感じ…?わかります…?何話してるのかはわからないけど声自体は聞こえて、好きが加速した。

14:40 開場

壁の中に入る時にチケットを見せて、前の人に続いて進んでいくとすぐにプレゼントboxがあったのでちゃんと忘れずにお手紙を入れた。

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先月末卒業旅行で行ったイタリアのベネチアで買ったイカす封蝋で封をしたんだけどイカしすぎてイカになったわね。

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表面

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裏面

絵も描いてしまったから上げておくわね。

ファンレター2枚に収めるのめちゃくちゃ大変だった。

15:00 お渡し会開始

私の前には30人くらいしかいなかったのでじゃばらの仕切りの向こうで始まる時に駒田さんがスタッフさんたちに「お願いします!!!」と言っているのがすごい音量できこえてまたみんなで「ンフ…笑」となった。好きになるよねこんなの。

最初に皆カゴの中に荷物やコートを入れて、仕切りの向こうには身一つで入っていった。仕切りの近くに行くともう中が見えるので、みんなそこに行くと「ハワァ…ッ」みたいな顔をしていた。私もした。だって2メートルくらい先に伊東健人と駒田航が立ってるんだよ?伊東さんはなんか深緑の生地に臙脂色や藍色の糸でステッチがあるロングコートを着ていて髪の毛もふわふわして前髪下ろしていてすごい可愛かったし駒田さんはデカすぎることとおでこを出していたことしか記憶にない。

進むスピードはそんなに早くなくて、1人7秒くらい?剥がしも柔らかくて和やかな雰囲気だった。そもそもみんな肩を叩かれたらすぐに横に移動しようとするから強引に剥がす必要もなかったんだと思う。でも伊東さんも駒田さんも話していた人が横に動き始めてもそれに合わせて身体の向きを変えてギリギリまで対応し続けていて本当に凄いなと思った。2人とも身長高いからお客さんの話ちゃんと聞くために基本軽く腰曲げて顔近づけてるしアア〜待って次私の番?無理死ぬ死ぬ待「(スタッフさん)次の方どうぞ〜」アッッ伊東さんがこっちを見た、伊東さんが近づいてくる(お前が寄って行ってるんだよな)

 

(最初に伊東さんが写真集を持って待っていてくれる)

私「こんにちは!(えっ?伊東さんこんなにも顔が良い……???の気持ち)」

伊東さん「こんにちは(にこ)(目尻が溶けてる)(空気がやわらかい)」

私「は、はじめまして」

伊「はじめまして〜」

私「あの、3ヶ月前くらいに伊東さんを好きになって」

伊「おっ!そうなんですね」

私「今日初めてイベント参加して」

伊「いや〜そういうのはほんとめちゃくちゃ嬉しいです」

私「お、お手紙を書いたので」(この辺りで肩を叩かれる)(横にじりじり動く)

伊「アア〜〜ありがとうございます、絶対読みます」(まだ話せるように身体の向きを私に合わせて変えてくれる)

私「アッアッありがとうございます!」

伊「ありがとうございます〜!」(この間も身体を此方に向けてずっと目を合わせていてくださる)

 

(何がなんだかわからないけど次に駒田さんが写真集(2冊目)とポストカードとかが入った袋を持って待っていてくれる)(私が話しかけようとした瞬間のちょっと前に前の人が終わっていて、振り向いたら駒田さんがちゃんと此方に身体を向けていたので更に言いたかったことが飛んだ)

私「こんにちは!」

駒田さん「こんにちはぁ〜!」(元気)(デカい)(本当にデカい)(かっこいい)

私「はじめまして!」

駒「はじめまして〜」

私「ア、アノ、初めてなので緊張してしまって今ちょっと」(何言ってんの?)

駒「あ〜大丈夫!初めては誰でも緊張するから!僕もねすごい緊張するの、でもね」(この先も言葉を続けてくれているけど私は途中で肩を叩かれて行かなきゃの気持ちになってしまって内容を覚えていない)(私が緊張して言うこと全部飛んだのをわかってすぐに自分から積極的に話し手になってくれたの本当にありがたかった)(じりじり動きはじめたのにずっと話し続けてくれる)(駒田さん話し方が穏やかなケインコスギみたいだからなんか幼稚園の先生に初恋をしてしまった園児のような気持ちになった)

駒「うん!じゃあ、本当にありがとうね〜!」

私「はい!ありがとうございました!!!」(頭を下げる)(熱血指導塾?)

駒「ありがとう〜!!」(本当にずっとありがとうと言ってくれる)(身体もずっと此方に向けてお見送りしてくれる)

 

15:10 会場から出る

下の階のレジでグッズ販売だったので上の会話をメモりながら直行。

チェキ10枚とフォトセット全種を購入。大学で労働したときに貰ったQUOカードがここにきて役に立った。フォトセットは1種だけしか買わないつもりだったんだけどレジのお姉さんが「1つ」を「1つ''ずつ''」に聞き間違えて全種類持ってきてくれたから全種類買った。超満足している。

チェキの内訳は、伊東さん駒田さんツーショット、伊東さん単体、駒田さん単体が偏り無く入っていた。3000円以上でシークレットチェキ1枚プレゼントだったんだけど、めちゃくちゃ可愛いやつを貰えたのでマジでsexy thank you to the world.

 

今は帰りの新幹線の中でこれを書いている。こんなに心が満たされて穏やかな気持ちで会場を後にできる現場なんてそうないよ。伊東さんも駒田さんもすごい。人間を満足させられる人間すごい。

そういうわけで私は今日完全に伊東健人と駒田航のファンになった。もともと伊東さんだけだったけど駒田さんはあれはもう好きにならざるを得ないというか。運良く私は3月にヒプマイのライブに行けるので、好きになった2人をまた来月見られることを楽しみに弊社(未来形)の事前研修を頑張りたいと思う。